麦粒腫・霰粒腫の治療
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
まぶたにあるマイボーム腺やまつ毛の根元にある皮脂腺に起こる急性化膿性炎症で、腫れる場所によって内麦粒腫と外麦粒腫があります。「ものもらい」といわれたり、関西では「めばちこ」と呼ばれることが多いですが、医学的には麦粒腫と言います。まぶたの一部あるいは全体が腫れて、痛みや痒みを生じる目の病気です。主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌の感染が原因となります。
治療について
抗菌点眼薬でバイ菌を殺菌することにより治療します。腫れ具合によっては、内服薬や眼軟膏を追加することもあります。それでも化膿が悪化した場合には、腫れている部分を切開して膿の排出を促すこともあります。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
麦粒腫に似たものに霰粒腫があります。こちらもまぶたのマイボーム腺に起こる慢性肉芽腫性炎症でまぶたが腫れますが、麦粒腫に比べ痛みがあまりないことが多いです。そのため、数か月経ってから治らないとのことで来院される方もおられます。原因はマイボーム腺に分泌物が詰まり、だんだん大きくなって炎症を生じることです。
治療について
大きくなった霰粒腫は手術により取り除くのが最も効果的な治療です。小さなものや手術ができない場合には、点眼や注射などで内容物の吸収を待つ方法もあります。
