ご挨拶
皆様はじめまして。このたびご縁があり、セノオ眼科を継承させていただくことになりました青松圭一と申します。私は八尾生まれ柏原育ちで、堅下小学校に通っていた子供の頃はオガタ通り商店街も遊び場の一つでした。大学進学以降は地元を離れしばらく足が遠のいていましたが、30年近くを経て再びこの地で医療を行える機会を得て、感慨深いものがあります。
当院は昭和から平成、令和の時代まで、この地で長年に渡り眼科診療に従事して参りました。前院長の妹尾憲一先生は、最後の診療日まで体力の許す限り、眼科臨床医としての職責をきっちりと果たされました。継承前の数か月の間に、私も何度か妹尾先生の診察に立ち会うことができましたが、患者様には常に丁寧に、そして穏やかに接しておられたのが印象に残っています。医療は電気やガス、水道などのインフラのような存在で、地域になくてはならないものと考えます。ライフラインの一角を担う大切な医院の機能を絶やすことなく、前院長のバトンを私の手で確実に受け取り、引き続き診療を継続すべく決意を新たに致しました。
私は医学部卒業後、これまで大学病院や総合病院、専門クリニックを含め約21年間、眼科診療に従事して参りました。これまでに学んだ様々な経験を活かして、今度はセノオ眼科に舞台を変えて、目のかかりつけ医として少しでも皆様のお役に立てるようがんばってゆく所存です。このたびの継承にあたり、長年つちかわれてきた医院の良きところはそのままに、時代の流れに合わせて改善すべきところは改善し、これからも一歩一歩着実に歩んでゆければと考えております。これまで通院くださった患者様につきましてはしっかり引継ぎを行い、これまで通り安心して通院いただければと思います。また新たに足を運ばれる患者様につきましても、ここに来てよかった、不安だったけど安心できたと、思ってもらえる医院になれますよう力を尽くして参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。